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auで中古スマホを購入したいけれど、どの機種が対応しているのか、どこで買えば安心なのか迷っていませんか。近年、au Certifiedのような公式認定中古品サービスも登場し、選択肢が広がっている一方で、失敗しない購入方法を知りたい方も少なくありません。
この記事では、au回線で使える中古スマホの対応機種一覧から、信頼できる購入先の選び方、実際の手続きの流れまで、わかりやすく解説していきます。この記事を読めば、ご自身に最適なau対応中古スマホを選ぶための具体的な方法がわかります。
au中古スマホの基本知識
まずは、au回線で中古スマホを使うために知っておきたい基本的な情報をお伝えします。
au回線対応の条件とは
au回線で中古スマホを使うには、その端末がauの電波に対応している必要があります。具体的には、LTE Band 1/18/26などauが使用している周波数帯に対応していることが重要です。
また、SIMロック解除が済んでいる端末を選ぶことで、より確実にau回線で利用できるようになります。他社で購入した端末でも、SIMロック解除済みであればauのSIMカードを挿して使えることが多いんです。
公式認定中古品と一般販売店の違い
中古スマホの購入先は大きく分けて2つあります。一つは、au Certifiedのような公式認定中古品サービス、もう一つは街の中古スマホ販売店やオンラインショップです。
公式認定中古品では、バッテリー残量基準をクリアした端末のみを取り扱い、一定期間の保証も付いてきます。一方、一般販売店では価格面でのメリットがある反面、品質や保証の面では差があることも知っておきましょう。
au回線で使える中古スマホの対応機種一覧
ここからは、具体的にどの機種がauで使えるのか、人気モデルを中心に詳しく解説します。
au回線に対応する中古iPhoneスマホの対応機種
iPhoneは多くの機種がau回線に対応しています。特に人気が高いのは以下の機種です。
- iPhone SE(第2世代・第3世代)。
- iPhone 12シリーズ(mini/Pro/Pro Max)。
- iPhone 13シリーズ(mini/Pro/Pro Max)。
- iPhone 14シリーズ。
- iPhone 15シリーズ。
これらの機種は、動作確認済み端末リスト(au)に掲載されているため、安心して利用できます。特にiPhone SE(第2世代)は、コストパフォーマンスが良く中古市場でも人気です。
au回線に対応する中古Androidスマホの対応機種
Android端末についても、多くの機種がau回線に対応しています。代表的な機種をご紹介します。
- Galaxy Sシリーズ(S21/S22/S23等)。
- Xperiaシリーズ(Xperia 1/5/10等)。
- AQUOS senseシリーズ。
- Google Pixelシリーズ。
- OPPOシリーズ。
Android端末を選ぶ際は、auから直接販売されていた機種を選ぶと確実です。また、SIMフリー版でもau回線の周波数帯に対応していれば問題なく使用できます。
後悔しない!au中古スマホの選び方とチェックポイント
中古スマホを選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。失敗しない選び方の参考にしてください。
失敗しない中古スマホ選びの5つのポイント
以下は中古スマホを選ぶ際の5つのポイントです。
- バッテリー残量80%以上の端末を選ぶ。
- 外観の傷や汚れの程度を確認する。
- 動作確認項目(カメラ・Wi-Fi・Bluetooth等)をチェック。
- 付属品の有無を確認する。
- ネットワーク利用制限の状況を調べる。
特に重要なのが、ネットワーク利用制限確認方法を使って、その端末が正常に通信できる状態かどうかを事前に調べることです。各キャリアの公式サイトでIMEI番号を入力すれば簡単に確認できます。
au Certified認定中古品の特徴
auが提供する公式認定中古品サービスについて、詳しく解説していきます。
au Certifiedの厳格な品質基準
au Certifiedでは、厳格な品質基準をクリアした端末のみを取り扱っています。具体的には、バッテリー残量基準として80%以上の容量を保持している端末に限定されているんです。
また、中古スマホ保証として30日間の交換保証が付いてくるため、万が一の不具合があっても安心です。この保証期間中であれば、同等品との交換対応をしてもらえます。
au Certifiedで購入できる人気機種と価格目安
2025年現在、au Certifiedで取り扱っている主な人気機種をご紹介します。新しいモデルも加わり、ラインナップがより充実しています。
機種名 | 価格帯(目安) | 状態ランク |
---|---|---|
iPhone 14 | 8万円~9万円 | A~Bランク |
iPhone 13 | 6万円~7万円 | A~Bランク |
Galaxy S23 | 7万円~9万円 | A~Bランク |
iPhone SE(第3世代) | 3万円~4万円 | A~Bランク |
価格は時期や在庫状況によって変動しますが、新品価格と比較して3〜5割程度安く購入できるモデルが多くなっています。状態ランクはA(美品)からB(良品)程度の端末が中心です。
au Certifiedならではの購入特典とサポート
au Certifiedで購入する際は、一般的な中古販売店にはない特典も用意されています。例えば、補償サービス加入可否についても、新品購入時と同様に故障紛失サポートなどに加入できる場合があります。
また、下取りプログラムとの併用も可能で、現在使っている端末を下取りに出すことで、さらにお得に購入できます。
価格が魅力!一般販売店でau中古スマホを買うメリット
公式認定中古品以外の選択肢として、一般の中古スマホ販売店での購入についても見ていきましょう。
価格面でのメリット
一般販売店の最大のメリットは、やはり価格の安さです。公式認定中古品と比べて、同じ機種でも1~2万円程度安く購入できることが多いんです。
特に、少し古いモデルや外観に小さな傷がある端末については、大幅な価格メリットを享受できる場合があります。コストを最優先に考える方には魅力的な選択肢です。
豊富な選択肢
一般販売店では、公式では取り扱いが終了した機種や、海外版のSIMフリー端末なども購入できます。特定の機種にこだわりがある方や、珍しい端末を探している方には嬉しいポイントです。
即日購入・受け取り可能
実店舗であれば、気に入った端末をその場で購入して持ち帰ることができます。オンラインショップでの注文・配送を待つ必要がないため、すぐに使い始めたい方にとって便利です。
一般販売店での購入のデメリット
一方で、一般販売店での購入には注意すべき点もいくつかあります。
一般販売店は品質や状態のばらつきに注意
公式認定中古品のような統一された品質基準がないため、同じ価格帯でも端末の状態にばらつきがあることが多いです。バッテリー劣化や細かな動作不良などに気づかず購入してしまうリスクもあります。
購入前の動作確認を念入りに行うことが、失敗を避けるために重要になってきます。
支払い方法と分割払いオプション有無
保証期間や内容については、販売店によって大きく異なります。1週間程度の初期不良保証のみの場合もあれば、全く保証がない場合もあるんです。
アフターサポートの限界
購入後のサポートについても、公式サービスと比べると限定的になりがちです。設定方法がわからない、故障した際の対応など、継続的なサポートを期待するのは難しい場合が多いでしょう。
購入前の確認事項
中古スマホを購入する前に必ずチェックしておきたい項目をまとめました。
技術的な確認項目
まず、技術面での確認ポイントを整理しておきます。これらをチェックすることで、購入後のトラブルを避けることができます。
- SIMロック解除済みかどうか。
- 対応するSIMカードサイズ(nano-SIM等)。
- au回線の周波数帯対応状況。
- OSバージョンとアップデート対応状況。
- ストレージ容量と空き容量。
特にSIMロック解除については、au以外のキャリアで販売された端末を購入する際は必須の確認項目です。解除済みでない場合、追加で手続きが必要になる可能性があります。
外観・動作の確認項目
実際に端末を手に取って確認できる場合は、以下の項目もチェックしてみてください。
- 画面の傷やひび割れの有無。
- 本体の傷や汚れの程度。
- ボタン類の動作確認。
- カメラの動作とレンズの状態。
- スピーカー・マイクの動作確認。
- 充電端子の状態。
書類・付属品の確認
購入時には、以下の書類や付属品についても確認しておきましょう。後々必要になる場合があります。
- 購入証明書(保証を受ける際に必要)。
- 元箱や説明書の有無。
- 充電器やケーブルなどの付属品。
- SIMピンの有無。
au中古スマホの購入手順
実際に中古スマホを購入する際の具体的な手順をご説明します。
オンラインショップでの購入手順
オンラインでの購入は、自宅にいながら豊富な選択肢から選べる便利な方法です。手順を順番に見ていきましょう。
- 希望する機種・価格帯で検索する。
- 商品詳細ページで状態や保証内容を確認。
- 在庫状況と配送日程をチェック。
- 購入手続きを進める。
- 支払い方法を選択(一括・分割)。
- 配送先情報を入力。
- 注文確定後、商品到着を待つ。
オンラインでの購入では、商品画像や説明文をよく確認し、不明な点があれば事前に問い合わせることが大切です。
店舗購入の注意点
実店舗での購入には、実際に端末を確認できるメリットがあります。ただし、いくつか注意点もあるので押さえておきましょう。
- 営業時間や定休日を事前に確認。
- 在庫状況を電話で問い合わせ。
- 身分証明書を持参。
- 現金以外の支払い方法があるか確認。
- 保証書や領収書を必ず受け取る。
支払い方法と分割払いオプション有無
中古スマホの支払い方法は、購入先によって異なります。一般的には以下のような選択肢があります。
- 現金一括払い。
- クレジットカード決済。
- 電子マネー決済。
- 分割払い(信販会社経由)。
公式認定中古品の場合、分割払いオプション有無についても新品購入時と同様のサービスを受けられることが多いです。スマホトクするプログラムのような残価設定型の支払い方法が利用できる場合もあります。
購入後の設定と手続き
中古スマホを購入した後の設定や手続きについて解説します。
初期設定方法(au)
端末が手元に届いたら、まずは基本的な初期設定を行いましょう。auでの設定手順をご紹介します。
- SIMカードを端末に挿入。
- 電源を入れて言語・地域設定。
- Wi-Fiネットワークに接続。
- Apple IDやGoogleアカウントでサインイン。
- アプリのダウンロードとアップデート。
- au IDの設定とサービス連携。
- メール設定(auメール等)。
初期設定では、バックアップからの復元や新規設定など、自分の使い方に合わせて選択できます。不安な場合は、auショップでのサポートを受けることも可能です。
auサービスとの連携
au回線での利用を開始したら、各種auサービスとの連携も設定しておきましょう。
- au PAYアプリの設定。
- My auアプリでの利用状況確認。
- auスマートパスプレミアムの活用。
- au Wi-Fiアクセスの設定。
- 家族割プラスなどの割引サービス適用。
auのサブブランドUQモバイルでも利用可能か?
auのサブブランドであるUQモバイルを利用している方、または検討している方も多いでしょう。au認定中古品の多くは、UQモバイルでも利用可能です。
UQモバイルでは、au回線と同じ周波数帯を使用しているため、auで動作確認済みの端末であれば問題なく使用できることがほとんどです。料金プランによっては、auよりもお得に利用できる場合もあります。
au回線のまま中古スマホに機種変更!端末のみ購入する方法
回線契約を伴わない端末のみの購入についても解説します。
端末のみ購入のメリット
現在の回線契約を継続しながら、端末だけを新しくしたい場合の購入方法です。この方法には以下のようなメリットがあります。
- 現在の料金プランを変更する必要がない。
- 契約事務手数料などの追加費用が不要。
- 好きなタイミングで機種変更できる。
- 複数の端末を比較検討しやすい。
購入時の注意点
端末のみの購入では、回線契約とセットの場合と異なる点もあります。事前に確認しておきたいポイントをまとめました。
- 割引キャンペーンの適用対象外の場合がある。
- 分割払いの選択肢が限られる場合がある。
- 初期設定やデータ移行は自分で行う必要。
- 故障時のサポート体制が異なる場合がある。
端末のみ購入方法では、特にSIMカードのサイズや種類に注意が必要です。現在使用中のSIMカードが新しい端末で使えるかどうか、事前に確認しておきましょう。
まとめ
au中古スマホの購入については、公式認定中古品のau Certifiedと一般販売店、それぞれに特徴があるとわかりました。品質と保証を重視するなら公式認定中古品、価格を最優先するなら一般販売店というように、自分の優先順位に合わせて選択できます。
どちらを選ぶ場合でも、SIMロック解除の確認やネットワーク利用制限のチェックなど、事前の確認作業が重要になります。この記事で紹介したポイントを参考に、安心してau対応の中古スマホを手に入れてください。適切な選択と手続きを行えば、コストを抑えながら快適なスマホライフを楽しめるでしょう。